久々の愛聴盤ネタですが、今回はROCK篇。
私メも多感な中高生時代はROCK聴いてました、てなわけですが。
中学の時に出会ったのが、CHICAGO。
1967年にデ・ポール大学の学生たちが中心になり、前身バンドである"ビッグ・シング"を結成。1969年にガルシアのプロデュースによりコロムビア・ レコードからデビュー。その後、"シカゴ・トランジット・オーソリティ(シカゴ交通局)"から"シカゴ"とバンド名を変えたが、これはシカゴ交通局からの 苦情がきっかけであった。バンドはデビュー・アルバムから3作連続で2枚組アルバムを発表。1970年にはシングル「25 Or 6 To 4(邦題;長い夜)」が世界的に大ヒットした。(Wikipediaより)
彼らの長いキャリアの中で特に好きなのはこの作品。
”Chicago at Carnegie Hall <邦題> シカゴ・アット・カーネギー・ホール”
これ、1971年のリリースですから、今から四十年以上前ってことかあ(^。^)
発売当時はレコード4枚組、結構なお値段でした。
僕は、バラ売りされていたカセット・テープ版のレコード4枚目を購入しただけでしたが、それでも大満足で聴いたもの。
CD版を手に入れたのは、ほんの数年前。ふと、この熱気あふれるライヴを聴きたくなったのです。
仲のいい友人や後輩とカラオケすると時々洋楽ナンバー歌合戦になるのですが、自分はシカゴのヒットナンバーを歌うことが多くて、「あれ?これってメロディ間違って覚えてない?」などと内心気になっていた次第。
この四枚組CDには僕の口ずさんでる曲、全て入ってます。
特に気に入っているのはデビューアルバム収録の「いったい現実を把握している者はいるだろうか?」(原題:Does Anybody ReallyKnow What Time It Is?)。
僕がある日通りを歩いていたら/一人の男が近づいてきて僕に尋ねたんだ/「君の腕時計では今何時?」ってね/僕は彼に言ったさ/今、何時か、本当に知ってる人なんているかい?/時間を本当に気にかけてる人なんているんだろうか?/もしそんな目覚めた人間がいるとしても、僕には彼が何時か分かっているという理由を想像できない/そう、僕らは空しくも泣く時間が多すぎたんだ。
(中略)
またある日、僕が通りを歩いていたら/時計を壊そうとしている人々がいたのさ/何故か知らぬうちに/僕は彼らに押され、突つかれた/それで僕は彼らに言った/あらゆるところへ走リ去る人々/何処へ行けばいいのか分からない/自分がどこにいるのかさえも分からない/次のに進む先は何も見えない/過ぎ去った1マイルを考える時間すらない/周囲を見回す時間もない/ただひたすらに走り回って/そうして理由を考える
四十年以上前の曲ではあるが、これは現代をも射抜いているように思うのは僕だけでしょうか。私たちは何者かに急き立てられるように走り回っている。それは、いつも時間とか時代の所為にされるのだけれど、いったい時間とは何か?時代とは何か?何もかも時間や時代の所為にして良いものだろうか?僕はこの曲を聴く度にそう考えてしまいます。
僕はシカゴ、B,S&Tなどは中高生時代に聴いててましたが、所謂ジャズ・ロックだとかブラス・ロックとジャンル分けされてたバンドは、かつて沢山あったわけですが、その頃はバンド名だけ知ってて聴いたことない、ということが多々ありました。最近、ジャズのCD以外についつい購入してしまうのが、往年のジャズ・ロックのバンドのもの。列挙すると、IF、ソフトマシーン、コロシアム、タワー・オブ・パワーってところ。今後、すこしずつ紹介していきますので乞う御期待。
同窓会実行委員会<新年会>
14 年前
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