
前回の書き込みから一ヶ月以上の月日が流れてしまった。紹介したい、と書いたのはこの本。
『現代アート事典 モダンからコンテンポラリーまで……世界と日本の現代美術用語集』
画像は、アマゾンから頂いてきたので、内容についてはそちらのサイトをご覧頂けたらと思う。
浜松市内の某書店で衝動買いしたこの本。帯のコピーに(*_*) マイッタ。
「現代アートのすべてを丸ごと解説! モダンアートの基礎知識から現代の最新動向まで、40のテーマに沿って徹底整理。600超の厳選項目で「人・事・物」を最速検索できるインデックス付。「これは必読の一冊だ。アートの基本をマスターせよ!……村上隆」
現代美術の世界について、自分は断片的にしか理解してなかったので、このような概説本が有ったらな、と思ってた矢先。アメリカ、ヨーロッパ、日本、はたまた中国や韓国の現代美術の動向について懇切丁寧に記述されている。
購入して、丸一日で全部読んでしまったけど、今更ながら印象に残ったのは、現代美術というのは、その時代時代の思想、哲学、文学や音楽といった他の芸術一般と同じベクトルを持って推移しているのだ、ということ。
哲学や思想を研究する人々が案外見落としがちなのは、この所ではないか?などど思うのですが如何なものでしょう。
どうも、日本のナントカ学会てのは同じ穴のムジナ的なところがあって、自分たちの枠内以外の文化・芸術・思潮の動向について無関心かつ無頓着な気がするのです。だいたい、同時代を生きている人間同士がまるっきり無関係なわけはなく、社会や政治の範疇とて例外ではないのだから。「歌は世につれ、世は歌につれ」と申しますからねえ。
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