2010年12月14日火曜日

来年の正月ライヴ告知”カレイドスコープ”

もう年末なので、来月のライヴ告知。
カレイドスコープ再び!って感じでお手伝いです。
 このチラシ、小生の手になるものですが
実は当ブログにアップした写真をベースに使ってます。
ちょっと見、分かりませんが・・・
閑話休題。
今回のライヴのテーマは、”JAZZ&POPS”。
どんな選曲になるのかは来てのお楽しみ。
わがサックス師匠の森山氏が、良水さんの歌声や
聖子さんのピアノと絡み、寄り添い、
はたまた自己主張することでしょう。
乞う御期待!!

ただいま練習中!

今年も、ウチの寺恒例のイベント”満月まつり”が12月19日の日曜に開催されます。
去年はアルト・サックスでたどたどしい”Amazing Grace"を演奏して恥をかいたのですが、
今年は!!と準備してました。

で、プログラム原稿にこう書いてしまった。

キャノンボール・アダレイの演奏で有名な「Mercy,Mercy,Mercy」を新調したアルト・サックスで吹きます(^_^)



オリジナルの譜面も手に入れて、用意周到。
でも、伴奏なしのサックス・ソロも味気ないなあと思ってたら
タイミング良く”SAX&BRASS”最新号にこの曲の
譜面(E♭版とB♭版両方掲載、なんと親切な!!)と
模範演奏&カラオケ収録のCDが付いてました。

で、模範演奏聴いてたら、
テナーサックスとトロンボーンのアンサンブルのバージョンが!!
これをカラオケ代わりに自分のアルトでメロディを吹くと、
なかなか良い感じ。うーん、本番はこれで行こう!!と決定。

さあ、本番はどうなるかなあ。。。

山口、京都

久々の投稿です。
さて、十一月は一日から三日まで仕事で山口市、
そして二十四日から二十五日はプライベートで京都へ行っておりました。

山口へは雪舟庭で有名な常栄寺での法要出席のため、
わが師大井際断老師のお伴で伺ったのですが、
一日から二日は地元の湯田温泉でゆっくりと保養させて頂きました。
二日目、宿泊先の目の前にある中原中也記念館へ。
七月に山口を訪問した際に見つけ、やっと今回念願かなった次第。
展観されていたのは中也の原稿など。
僕は中也の生原稿初めて見たのですが、几帳面な字に
いささか驚かされたものです。
彼の詩作の緻密さ、人柄の滲み出た字でした。

京都では大学時代の先輩と先斗町の料理屋さんで会食。

学生時代からのなじみの店で美味しい肴で熱燗。
先輩は東福寺本山の要職にあって、この紅葉の時期は大忙し。
なので、今回は私メが京都へ出向いての早め忘年会となった次第。
先輩との二次会は、やはり先斗町の寿司屋さん。
かっぱ寿司、といっても回らない寿司屋さんでしたが、
美味しかったです。
先輩は電車乗って先にお帰りになったので、
自分は寝酒をもう一杯、と寺町三条にあるご贔屓の店へ。
京都サンボア。ここへ初めて足を踏み入れたのはもう四半世紀以上前か。
当時のマスターにマティーニの飲み方を教えて頂いたのは
忘れられませんねえ。
ここはBGMなし、火を使ったおつまみ無し、四人以上の団体お断りのお店。
今のマスターは息子さん。
僕はウィスキーを一杯注文して、ボーッとしてました。
「今日は余り酔ってられませんね」
え?だいぶ飲んじゃったんだけど・・・・
なんて話してたら、隣に座ったお客さんがギムレットをご注文。
つられて僕も思い出のマティーニを注文。
これがトドメとなって、泥酔。
どうやってホテルまで戻ったのやら・・・・
そういえば ”Lush Life” って、こんな歌詞だったかな?
なんて二日酔いの頭で思ったりして。

全く、女っ気&音楽とは縁のない京都の一夜でしたとさ。

2010年10月14日木曜日

憧れのセルマー製アルト入手!!

二年前購入したY社製アルト・サックスが調子悪い訳じゃないんですが、浜松市内の某楽器店で見つけてしまいました。サックス吹きなら定番のセルマー社製アルト。中古ですけどね。

SA80 SERIEⅡの彫刻なしモデル。田中靖人氏選定品と言うことですが、前オーナーさんは余りお使いではなかったようでネックのコルクはグリス跡ほとんどなし。チョイ傷くらいなら気にならないし、何よりパッドの状態が良好でしたから良い買い物だと思います。
購入して早速、愛用のMP付けて吹いてみると、ウーム、なんか音色に厚味があるような。。。。なんてね。
楽器新しくするとモチベーションアップしますね。こりゃあ、毎日ガンガン練習しないと罰が当たりそう^_^;

2010年10月5日火曜日

奥山芸術祭第一弾”喜納昌吉コンサート”

古新聞にならないうちに、と思いながら二日経とうとしてます。
10月3日夕方、わが大本山方広寺の本堂で喜納昌吉さんのコンサートが開催されました。これは昨年春から今年秋までの改修工事を終えて新装成った本堂のこけら落としとして企画された奥山芸術祭の第一弾イベントであります。
集まった約四百人の老若男女の聴衆を前に、喜納さんはアンコールを含め一時間半の熱演。すばらしい演奏でした。

私メは、と いえば当日は朝から機材運搬、会場準備、スタッフの食事案内、喜納さんの送迎等々。スタッフの一員として駆け回っていました。
今回PA担当のO君とは旧知の間柄ですが、彼の特技は「段取り」とか。こういうイベントは、段取り一番あとはひたすら流れ行くのみですね。
コンサートにはウチの管長猊下も臨席され、興味深く喜納さんの演奏やMCをお聴きになっていました。

コンサート終了後、喜納さんを浜松駅までお送りして機材をお借りしたハーミットドルフィンで返却終了後、「成功おめでとうございます!」とO君と堅い握手を交わし、ひと仕事終えた満足感を味わいながら帰途に着いた私メでした。

2010年9月18日土曜日

飛び入り?初体験

古新聞で恐縮です。
先週金曜日(9月10日)は、先日告知した渡邉良水さんのライヴ@キャメロット・ダウン・タウンを少しお手伝いしてきました。
この日、午後七時からは森山師匠の恒例レッスン。機材お運びのお手伝いして少々汗をかいたのを口実に宵の口から好物のギネスを一杯飲んで良い気分。レッスンも気持ちよく終わって一目散にキャメロットへ駆けつけると既にライヴ開演中。お客様は常連の面々プラスαというところ。僕はウィスキイ片手に聞いてました。

この会場では初登場の良水さんですが、さすが歌姫、お客さんとのやり取りも手馴れたもの。聖子さんのエレピは初めて聴きましたが、なかなか良い感じ。多感な中学生時代に衝撃を受けたチック・コリアやジョー・ザビヌルのエレピの音色を思い出してました。小野澤氏のサックス、昨年秋のジャズ・デイで初めてお聴きして以来でしたが、カッコ良かったですねえ。マイク通さない生音が店内に響いてました。
休憩時間終わって、森山師匠も楽器片手に飛び入り。聖子さんのピアノにアルト二人組を従えて良水さんの歌!何と豪華な!!

インスト曲には超有名な”Now's The Time"なんかも登場し、ライヴ録音の準備しなかったのが悔やまれる・・・・。なんて思ってたら本日の演奏終了、ってところでハプニング!「楽器持ってるんだったら、一曲師匠と演奏したら?」と良水さん。慌てて、楽器のセッティングして、聖子さんの伴奏で森山師匠と”You'd Be So Nice to Come Home To ”。この曲、只今レッスン中の曲ですが大好きな曲。練習不足を露呈してしまいましたが、やっぱり達人お二方と合わせて頂けると、気持ちいいことしきり!!演奏終了後、常連の面々から拍手喝采。これは共演者に対するものと理解してます。次の機会には更に精進しますので、請う御期待!!

2010年8月9日月曜日

2010.8.7高校の同期会

この時期、八月の第一土曜日には出身高校の同期生が集まる懇親会がある。
何年か前から自分が会場手配係をするということになって、今回もわが御贔屓の浜松市田町のハートランドにてということになった。
今年、どういうわけか自分はダブルブッキング。地元の花火見物に顔を出し、わが師匠を送ってからの参加となった(^_^;)浴衣姿で会場に駆けつけたのは、閉会の四十分前くらい。もう宴たけなわだったのは言うまでもない。
 恩師のT先生も見えて、総勢22名。参加者が少ないとか多いとか、人数のことは言うまい。僕にとっては、気のおけない同級生と素の自分になって語り合える機会だ。お互いに名前を呼び捨てに出来るのも同窓会ならではのこと。
 二次会どうすんの?という声があって、これまた自分のご贔屓のキャメロットへ移動。こちらでは誰からともなくカラオケ大会が始まった。というわけで浜松の夜は更けていったのでした。

2010年8月5日木曜日

<告知>渡邉良水さんLIVE AT Camelot downtown

このブログでも御紹介している渡邉良水さんのLive告知です。
渡邉さんのサイトにはスケジュールもうアップされてますが、
http://www.singer-yoshimi.sakura.ne.jp/
来月10日(金曜日)午後八時から会場は浜松市中区田町のキャメロット・ダウン・タウン。こちらのお店、僕は二十数年来のお付き合い。今年めでたく二十五周年を迎えますが、縁あって渡邉さんを御紹介。とんとん拍子に話が進んでライヴ実現となりました。
仕掛け人の私メが作ったチラシがあちこちで見かけられましたら、是非とも当日足を運んで下さいませ。


2010年8月4日水曜日

2010.7.31美子ちゃんAnalogデビュー

 以前告知しました、美子with Mature2、行ってきました。
兄弟子(隣町のF泉寺住職)も南陽中学の先輩なんでお誘いして男二人でカウンター席に陣取り、堪能してきました。
開演十五分前で会場は、あらかた満席。前列は応援団(後援会?)の方々が陣取ってました。
実力派ベーシスト&ギタリストを従えて、美子ちゃんの歌う姿と歌声は堂に入ったもの。この日が単独初ステージとは思えなかったけどなあ。

休憩後はお色直しして登場。こちらもアルコールが回って良い気分です。
この夜をステップにして、美子with Mature2は益々アンサンブルに磨きをかけて、円熟味を増して行くことでしょう。先輩の一人として期待してますよ!!お疲れ様!

2010年7月6日火曜日

ライヴ御案内<美子With Mature2>

昨年、秋にウチの満月祭りに初登場して喝采を浴びたジャズ・シンガー美子さん。
この7月31日、遂にJAZZ SPOT analogにデビューです。
幼なじみの自分としては、駆けつけるしかない!
彼女は浜松市立南陽中学卒業生。僕よりは、二学年下だったかな?
わが同級生諸兄姉も後輩の晴れ舞台での活躍、聴きに行って下さいね。
詳しくは、analogさんのサホームページをご覧下さい。


http://www.wr-salt.com/analog/live.html



2010年6月28日月曜日

レア物かな

またまたマウスピースネタ。。。。
これも某オークションサイトで発見し即落札。って入札したのは僕だけだったのですがね(*^_^*)落札価格は御想像にお任せします。
これ、チャーリー・パーカーが使ってたということで夙に有名なブリルハートのエボリンというモデルです。オークション出品者によれば1980年代製造のものとか。現行品はセルマーの製造ですから、これもそうなのかな。
某評論家に言わせると、ヴィンテージもののエボリンとセルマー製造現行モデルとは似て非なるものなり、だとさ。 まあ、いいじゃあないですか。所詮はコレクターの自己満足。同じ楽器、同じマウスピースのセッティングしたって、憧れのミュージシャンと同じ音が出るなんてことないのは百も承知。

で、とにかく入手できたのが嬉しくて、早速使ってみました。手元に届いたものは状態も良。ノナカ製の透明マウスピースパッチを貼り付けて、準備完了。

新しいマウスピースって、思い切り鳴らしてみないと面白くないので、個人練習でよく利用する浜松市内の貸しスタジオへ。愛用のアイゼンやメイヤーとはまた趣の違うパリっとした音。よく鳴ります。しっかり慣らして(こっちが慣れてか?)、リードとの相性を点検すると、面白い音色になるかも。
最近はリコ・ジャズセレクト使ってますが、他のメーカーも使ってみるかなあ。
まあ、チャーリー・パーカーと同じ音が出るなんてハナから思ってませんから誤解のないように。
サックスって面白いですね。僕みたいに初心者向け楽器使ってても、マウスピース変えるだけで音色のバリエーション楽しめるんだから(^0_0^)

2010年6月27日日曜日

マウスピースのキャップ

某オークションサイトで落札したメイヤーのマウスピース・キャップです。
アルトサックスでJAZZの音色を、というとメイヤーは定番、というかお約束。
これは同好の皆様ご承知の通り。

セルマーあたりのマウスピースはキャップもリガチャーも別売りなんですが、
メイヤー社はキャップ・リガチャーは付属品扱い。
サックスの師匠森山氏などのアドバイスで、メイヤーのマウスピースには石森管楽器製のリガチャーを付けてます。これがなかなかパワフルな組み合わせ(^_^)
でも不満だったのが、メイヤー純正のキャップ。。。。
プラスチック製なんですねえ、これが。ちょっと前のモデルまでは金属製だったそうなんですが。。。。。なんて思いながら二年以上メイヤー使ってましたが、オークションサイトにて本品を発見!
 
”ビンテージ”云々という謳い文句ですがキャップ単品だから、そんなに高くない。で、二千円なりで落札。 
”だからどうなのよ?”って言われそうですけど、ひとり悦に入るのでした。








2010年6月16日水曜日

異業種交流?

一昨日(6月14日)夜、浜松市中心部の
大学教授O氏宅でのホームパーティへお邪魔してきました。
こちらの奥様は声楽家。
ご自宅の一階にはレッスンルームがあり、
まずはこちらで僕のサックスとピアノのアンサンブル。
曲はわが十八番”グリーンスリーブス”
で、本日の主役というか主賓の先輩和尚I師が
尺八を御披露。

久しぶりに尺八の音色聴きましたが、素晴らしかった。
この和尚様は、この秋に山口県のとあるお寺へ行かれる予定ですが
向こうへ行ったら尺八を吹くなんて暇はなさそう・・・・
残念なことですが。。。
この夜は、O氏奥様の手料理の数々を肴に
僕がお持ちしたスパークリング・ワインや日本酒のグラスを重ね
語り尽くす山雲海月の情、という感じでした。

2010年5月25日火曜日

第八回落語会無事終了

先般、本ブログで告知した落語会、5月23日無事終了しました。
折しも冷たい雨の中(住職が雨男だってもっぱらの噂?)にも関わらず、
沢山のお客様のご来場があり、
主催者としては嬉しい限りでした。
師匠も熱演で、場内は笑いの渦。
いつものように講演終了後は、師匠を囲んで反省懇親会。
ちょうどお客様でお見えになった豆岡女将さん&板さん差し入れの
磯自慢(美味しい大吟醸!!)が瞬く間に空になりました。
正直、イベントの運営は大変です。
でも、皆さんの笑顔に励まされています。
ご来場の皆さん、来年もよろしくお願い申し上げます。


2010年5月22日土曜日

スイング・ジャーナル休刊

二、三日前の朝刊に小さな記事。見出しは「スイングジャーナル休刊へ」。
へー、っと思い記事を一読すると昨今の売り上げ落ち込み、
広告主の減少が休刊に至る経緯という。
さもありなん。自分も書店で手に取りはするが、この十数年購入したことがない。
しかしまあ、休刊ともなると買っといてあげなきゃ、ってのが人情か。
今日、六月号を買ってしまった。来月発売の七月号で休刊だそうな。
しかしページをめくって見ると、
登場するミュージシャンの顔ぶれは最新?とはいえ
自分がJAZZかぶれになった中学生当時の紙面と
余りにも雰囲気が変わらないので失笑した。
十三、四歳の中学生が生意気にもこんな雑誌を貪るように読んで
NHK FMの日曜日午後のJAZZ番組を聴いては
マイルスだ、コルトレーンだ云々とひとり悦に入っていたのだ。
SJ誌や漫画雑誌は、子供の頃に遊んだ様々な玩具とともに
ウチの寺の改築のドサクサに紛れて、廃棄処分されてしまった。
今思うと、勿体ないことをしたものだ。

まあ最近は、他のジャンルでもそうだが
いわゆるJAZZ評論に殆ど興味がないのが正直なところ。
サックス吹き始めて気が付くことだが、
プロに対して技術的なことを評論家が云々するのは
おこがましいように思う。
プロなら上手くて当たり前、
その日のコンディションの善し悪しに関わらず
目の前の聴衆を音楽の洪水の中で心地よくさせ
時に”凄い!”と言わせるのが彼らの使命であろう。

だいたい、音楽にせよ絵画にせよ、
僕は食べ物と同じと思う。
個人個人に好き嫌いが有ってあたりまえ、
アレルギーがあっても当たり前ではないか。
世間で名のある某氏が「これは素晴らしい」といって
持ち上げようが、判断するのはそれを食する個人である。
それを美味しいと判断するか、どう感じるかが感性ってものだろう。

スイングジャーナルは、もうとっくに僕の中では役割が終わっている。
僕をJAZZという得体の知れない魔物に導いてくれたジャーナルよ、
有り難う。

2010年5月21日金曜日

坐禅体験してもらいました

先日も書いたとおり、今日(5月20日)の午前10時半きっかりに
浜松特別支援学校高等部の生徒さん13名が
先生お二人の引率のもと、ウチの寺へいらっしゃいました。
心配された天気も、皆さんが来る頃には晴れ間も見えて
誰かが照る照る坊主に願い事したんだろうか?なんて考えました。
で、本堂内に上がってすぐにウチの寺の紹介&僕の自己紹介。
坐禅体験は正味五分くらい。
先生のリクエストで、みんな警策で一発ずつ叩かれることに。
いい音がすると、みんな拍手!!
こちらが用意した法話は、シュリハンドクというお釈迦さんの弟子の話。
自分の名前さえ直ぐにわすれてしまうシュリハンドクに
お釈迦さんはどこでもきれいに掃除することを教え
この行の積み重ねによって自らの心が本来清らかだということに気づき
シュリハンドクは他の弟子と同じ悟りの果実を得たという。
どんな人間も生まれながらに清らかな心を持っているのだよ、
ということですね。
話していると、生徒さんの反応がすこぶる良いのが嬉しかった。
こちらの話終わって、みんなでお茶を頂き、
出発前に記念撮影。
生徒さんの中には、「お父さんお母さんやなんかと一緒にまた来たいな〜」
なんて言ってる子もいて、こちらもご縁を頂いて有り難いことです。
また機会があれば協力したいと思います。

10分ほど出発時刻遅れたけど、
みんな給食の時間に間に合ったのかなあ。

2010年5月18日火曜日

たまには本職の話

いつも趣味的な話題ばかりですが、本職の話題も。

本日(5月18日)は、午前九時半から町内を托鉢。
これは、有志の和尚さんたちと毎月一回場所を変えて
実施する恒例行事。

本日のメンバーは、同じ宗派有志和尚2名と
奥山方広寺(半僧坊の方がお馴染み)の修行僧3名と
私メ。
好天に恵まれ、黒麻の衣なびかせて町内を托鉢。
気持ちよかったあ(^0_0^)
寄せられた浄財は一年間プールして
歳末助け合いや福祉事業に寄託することにしています。


午後は、近在の浜松特別支援学校高等部の先生がお見えになり
明後日(5月20日)校外学習でウチの寺へ生徒さんを案内したいとのこと。
ちょうど、中学時代の同級生Yさんが、この学校の教諭なさってるご縁であります。
座禅体験や法話で一時間くらい。
短い時間だけど、一期一会、全力投球しないと。
でも、こういう機会があるのは有難いです。

 
生徒さんたちは、徒歩でウチの寺まで見えるそうな。
週間天気予報では傘マーク。。。。大丈夫かな。


随分前に、知り合った関西出身の商社マンが
「実は僕、ずっと和尚さんになりたかったんです」と話してくれたことがあった。
彼が小学生の頃、高野山へ一泊二日の研修に行った。

研修終わって山を降りる際、和尚さんたち何名かが見送ってくれたそうだ。
手を振って、さようならを告げて山を降りる。
長い坂の途中で振り向くと、和尚さんたちは未だ彼らを見送って手を振っている。
二百メートルはあろうという坂を降りきるころ、
さすがにもう和尚さんたちの姿はないだろう、と思って振り向くと
和尚さんたちは未だ同じ場所に立っていた。
しかも合掌して深く頭を垂れて・・・・
この姿を見た瞬間、小学生だった彼は「大きくなったら和尚さんになるんや」
と心に決めたという。
中学、高校と進学するうちに両親の猛反対にあって
お和尚さんになることは断念せざるを得なかったが、
商社マンとなった今でも、
あのとき合掌して頭を垂れていた和尚さんの姿は忘れない、という。
「お客さんは仏さん、菩薩さんやと思ってます」
 そう話していたのが、とても印象に残っている。
慈悲深い和尚さんの姿は、
商社マンとして活躍する彼の心の中にずっと生きているのだ。

2010年5月11日火曜日

恒例の落語会開催します

えー、実は私、落語ですとか古典芸能にも
若干興味がございまして、町内有志の方々と共に
落語会を開催して、早今年で八回目となります。
JAZZと落語は共通する物あり、と仰ったのは
わが敬愛する山下洋輔氏であったかしら。
確かに何度も聞いて大笑いした演題も
時と会場が違うと、また違う印象。
JAZZも似てますよね。
さらにお客さんが演者を盛り立てて、なんてのもね。

毎年、浜松市出身の瀧川鯉昇師匠をお招きして
5月の第二日曜日、「母の日寄席」と銘打っております。


写真は、師匠の初CD。
巷では海賊版が出回っているとか?
今年は、師匠のスケジュールにより
二週間遅れの第四日曜日5月23日開催。
開場午後三時、開演午後三時半です。
会場はウチの本堂。
いつも師匠には二座お話して頂きます。
主催者挨拶兼前座は、私(^_^)
木戸銭は前売り千円、当日千五百円ですが
女性は当日でも前売り扱い。
皆さん、千円で一時間半たっぷり笑って下さいね(^o^)

瀧川鯉昇師匠の公式ホームページはこちら
http://www6.ocn.ne.jp/~risho/

2010年4月26日月曜日

酒と薔薇の日々

気まぐれ更新はいつものことですが・・・
一昨日(4月23日)、浜松市中心部の行きつけのお店で 
お酒飲んで良い気分に なり、更にナイトキャップの一杯をと、
千鳥足でお気に入りのバー黒澤へ。
ちょっと急な階段を昇って店のドアを開けると
エレクトリック・ピアノと聴き慣れた歌声。
?と怪訝な顔の僕をマスターがニコニコ迎えてくれる。
カウンターの片隅に陣取った僕は
歌声の主が渡邊良水さんなのに気づいた。
21:00からスタートしたライヴももうエンディングだとか。
今宵のピアノは佐藤伸行氏。
エレピの音色が、ほろ酔いの頭に心地よい。


吾がナイトキャップの定番オールド・ファッションドをオーダーすると
すかさず、良水さんが「リクエストありますか?」
”My One and Only Love”はこないだ歌って貰ったし、
先日ZAPPAで聴いた”かもめ”をお願いした。
オールド・ファッションドに飾られたオレンジやパイナップルを搾り、
グラスを傾けながら聴くのは至極の気分。
調子に乗った僕は”The Days Of Wine And Roses"もリクエスト。
バー黒澤には実にピッタリの曲。
これも良かった。知らず知らずこちらも歌詞を口ずさんでしまう。
ふと、この歌を覚えたのはいつ頃か?などと考えた。
おそらくはジャズなるものに初めて触れた中学生くらいか。
この日、良水さんのCDを買った。
この夜は、帰りのタクシー車中で眠り、自宅の寝室に倒れ込んだ。
翌日のわが二日酔いの頭を、このCD収録曲の数々が癒してくれたのは
言うまでもない。

2010年3月30日火曜日

カレイドスコープ+森山瑞樹 LIVE at ZAPPA

久しぶりにライヴレポート。
去る3月28日、磐田市駅前のZAPPAでカレイドスコープというユニットと
わがサックス師匠森山瑞樹氏とによる演奏を聴きに行ってきました。
会場のZAPPAさん店内はこんな感じ。
学生時代によく通った京都のライヴハウス拾徳を思い出します。
演奏開始前にアルコールを一杯。地酒の大吟醸をチビチビやりました。
カレイドスコープは、浜松在住のJAZZシンガー渡邊良水さんとピアノの澄田聖子さんのユニット名。
良水さんとのご縁は、スウェーデンのボーヒュースレン・ビッグ・バンド浜松公演終了後の打ち上げパーティに参加したときのこと。僕に話しかける女性が居ました。それが良水さん。
(良水さん)「あら、お久しぶりです。」(僕)「?????」
(良水さん)「○○さんですよね?」(僕)「え?違いますけど・・・・」
(良水さん)「あら。失礼しました。よく似た方と間違えちゃった」
これ以来、良水さんのライヴが有る度にご案内を頂いていたのに、どうもスケジュールが合わず、非礼を重ねていました。良水さんの初CDリリース前にはプライベート録音の自作CDまで頂戴してしまって、収録曲はわが愛機iPodなどでは星五つのレート。

閑話休題。アルコールは白ワインにチェンジして、ほろ酔い気分でいい感じ(^^♪
ライヴは澄田さんと師匠のデュオの演奏からスタート。
渡邊さんも揃っての演奏は"Here's That Rainy Day"。この夜は雨が降ってきたのですが、なんという絶妙の選曲!!!!良水さんの歌声に、澄田さんのピアノと森山師匠のサックスが時には寄り添い、時には語り合うという感じ。
普段余り歌わない曲も、ってことで浅川マキの「かもめ」も。思わず口ずさんじゃったけど、涙が出ました。「かもめ」はカルメンマキもトリビュートしてますけど、名曲です。
特別印象に残った曲は、「多分、歌うのは三回目くらい」とコメントされたビリー・ホリデイのナンバー「Strange Fruit(奇妙な果実)」。この曲も、たしか浅川マキの十八番だったと思いますが。
お客さんのリクエストでは「Smoke Gets In Your Eyes(煙が目にしみる)」。プラターズのナンバーが有名ですが、これをレパートリーにしてるシンガーは多いですね。僕も大好きな曲。僕が歌うと、山下達郎風になっちゃいますが・・・「My One And Only Love」は、僕のリクエスト。これも良かったあ!!

自分もいつの日か、しっかりと歌伴できるように頑張りたいモンです。

2010年3月18日木曜日

衝動買い・・・

某オークションサイトで発見したポケット・トランペット。
格安だったもので、ついつい食指が動きまして・・・・
格安の5,250円で、見事落札!!

管楽器吹いてる方なら良くご存知のJ・マイケル製でしたが
何年前のモデルなのか詳細は不明。
中古ながら、前の所有者が大切に使っていたのでしょう、
かなり状態良し!!
しかもサイレント・ミュート付き。いい買い物しました。

トランペットなんぞ触るのは 中学生の頃に
音楽教室でいたずらして以来ですから
まったくの初心者ですが。
いい意味「大人のおもちゃ」感覚で楽しいコレクションになりそうです。
あ、トランペットの教則本とお手入れセット買ってこなきゃ^^;

2010年3月1日月曜日

サックス発表会2010


えー、久しぶりの書き込みになります。
忙しくて・・・、ってのは言い訳になりませんが
三日坊主は致し方有りませんな。
で、昨日(2月28日)のサックス発表会の参加レポートです。
会場はヤマハ鍛冶町ホール。ヤマハ浜松店の八階にあります。
ここは、自分が中学・高校生の頃よく通った場所。
高校生の頃は、ロックバンドで演奏したりもした懐かしいスペース。
発表会は午前午後の二部構成で吾がおじさんトリオは午後の部に出演。
19組(!!)のうちの七番目でした。
演奏曲はアメージング・グレース。名曲ですねえ。
この日のためにこの三ヶ月くらいはレッスンの度にこの曲を練習。
先月は、レッスン以外にも浜松市内の貸しスタジオに集合して
リハーサル。おじさんトリオなかなか気合い入ってました。
本番では緊張の余り?すこしテンポ早めでしたが・・・・
皆さん練習の成果有りで、演奏終了。
司会の臼井講師からは「おやじパワー見せつけましたね〜」
と賛辞を頂きました。やれやれ(^^;)
それでも演奏会の帰り道、メンバーとは
またアンサンブルの新曲、挑戦しようよって前向きな話題。
僕としては、カラオケCDの演奏でアンサンブルするのもいいけど
トランペットやピアノ演奏者と生で合わせるのがいいな。
大変そうだけど・・・・
実は、ピアノ奏者やテナー奏者とお手合わせした経験が二度ほどあって
その際の気持ちよさったら無かったもので。
是非実現したいですね。

2010年1月20日水曜日

浅川マキさん急逝


昨日(1月19日)の朝刊記事見出しを見て絶句した。「浅川マキさん死去 アングラ歌手の女王」 ・・・。すぐさまWEBのニュース記事をざっと閲覧。浅川マキ公式ホームページに掲載されている名古屋市のLovelyでの三日間ライヴの最終日を控えての急逝だったことを知る。生涯を歌に捧げた彼女らしい死ではあるが、それにしても惜しまれる。

僕が浅川マキを知ったのは、小学校六年の頃。昼さがりのワイドショー(確か、『三時のあなた』だと思う)に出演した彼女は『夜が明けたら』を歌った。その一曲は、当時『ヒットパレード』に登場する数々の洋楽ナンバーとは明らかに違う歌だった。ブルースってこれか?彼女の黒ずくめの姿、声、メロディー、全てが僕の心に焼きついた。
その後、中学の頃か寺山修二の『家出のすすめ』などを読むうち、初期の浅川マキの歌は寺山の作詞によるものが多いのに気づく。そんな頃に新譜ジャーナル社から出た『浅川マキの世界』という特集誌(今で言う”ムック”か)に出会う。代表曲のほとんどの譜面、インタビューなど構成されたこの一冊は今も僕の宝物だ。
このブログに、僕が大学時代を京都で過ごしたことは既に書いたが、”JAZZ IN ろくでなし”という昼間はジャズ喫茶、夜はジャズ・スナックという店があった 。常連というにはおこがましいが、元日活で助監督をしていたマスターは店に浅川マキの大きなポスターを貼っていた。僕は時々しかリクエストしなかったが、森山威男や浅川マキをかけてとマスターに言うと、機嫌よくレコード棚から取り出してターンテーブルに乗せてくれた。
学生時代に付き合った女の子が、僕の書棚から『浅川マキの世界』を見つけ、僕の拙いギター伴奏で彼女がお気に入りの『かもめ』や『ガソリン・アレイ』など歌ったこともあった。

浅川マキは「アングラ歌手の女王」というのが世間での評価かも知れぬが、僕は数少ないオンリー・ワンの歌い手であったと思っている。彼女は、ジャズやブルースという黒人音楽をルーツとする精神を自らの血肉とし、オリジナルの楽曲にまで昇華した歌手である。彼女のスピリットを継承している歌い手は、今の国内音楽界に果たして居るであろうか。そんなことを考えながら、昨夜はずっと彼女の歌を聴いていた。
とまれ、僕は浅川マキの歌声に出会えたことを生涯の喜びとして、残された音源を大切にしたい。


2010年1月7日木曜日

愛用マウスピース(その1)

またマウスピースかよ?って云われそうですが^^;
これ、 AIZENのNYモデル。
マニアの間ではなかなか話題の逸品なのです。
写真は製作・販売元のサイトから拝借しました。

去年の7月に販売元のイー楽器ドットコムから商品案内のメールが届き、
三日三晩考えあぐねた結果予約注文しました。
購入理由は、なんといっても、
「MEYERのアルト用マウスピースNYを再現しました」という謳い文句に尽きます。

MEYERのアルトNYは、僕の憧れのミュージシャンの一人、
キャノンボール・アダレイが愛用していたわけですから、
これはもう欲しくなって当然。
しかし、同じマウスピース使ったからといって同じ音が出る筈ない・・・・
でもその前年の秋ごろ購入した現行MEYERのMBモデルに
今ひとつ満足できない・・・・
まあ、いっちょマウスピース替えてみるか、という軽いノリ。

予約してまもなく届いた本品。
いやあ、びっくりするくらい吹きやすくて良い感じ。
早速、サックス教室のレッスンに持参して
師匠に自慢(^^♪
「ちょっと吹かして下さい」という師匠が試奏したら
もの凄い良い音色でまたビックリ(@_@。
良い買い物したと思います。
現在は、メインでこのマウスピースを使い、
MEYERはサブになりました。
やはり、管楽器へ息の入る部分は大切ですねえ。

AIZENのNYモデル、まだ在庫あるようですので
ご興味のある方は下記にアクセスして見てください。

サックス 販売 【イー楽器ドットコム】http://www.egakki.com/